車いす対応のいちごビニールハウス

露地栽培を行っている他の作物と同様に、いちごに関しても化学合成農薬や化学肥料不使用。地域の有機物、鶏舎の鶏糞を循環活用した堆肥、有機培養土、ピートモスを使用した有機質培地で高設栽培を行っています。また、慣行のいちごは暖房により加温し早く、大きく、たくさん育てますが、当法人のいちごは、収量は落ちますが無加温でじっくりと育て、いちご自体が身が凍るのを防ぐために糖度を上げる習性を利用することで、身が締まり糖度も高く、味の濃いいちご完熟いちごを収穫しています。いちご栽培を化学合成農薬や化学肥料不使用で行うこと自体ハードルが高い上に、要介護高齢者、特に車いすの方でも農作業ができるよう、高設栽培を選択しました。(プロの農家でも、化学合成農薬や化学肥料不使用で栽培を行う場合は土耕栽培)そのため、様々な課題がありますが、商品ストーリーも含めた高付加価値いちごとして差別化を図ります。




通常は高設ベンチを5列の所を、中央を車いすが通れるスペースを確保し4列に。収量は落ちますが、それ以上の価値に気づくことができます。

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